和室の壁を キレイに クロス張り仕上げ おすすめ
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和室の塗り壁を、クロス張りでキレイに仕上げました。
仏壇の前に、供えておいたスイカを腐らせてしまい、たたみにシミを付けてしまったので、
たたみの張替えのご依頼を受けましたが、荷物を片づけ始めると、壁の汚れがとてもひどく、
じゅらく壁のリフォームも、ご依頼いただきまして施工しました。まずは現状のじゅらく壁の
状態の確認。さわってもポロポロと落ちることもなく、他に問題はないのでじゅらく壁を
剥がすことなく、下地をつくれます。最初に荷物の移動ですが、仏壇の移動にはとても
気を使います。大きめのカグスベールをつかって移動しました。テレビ、マッサージチェア
茶箪笥を部屋の中心に寄せてから、壁まわりのたたみの養生をします。下地づくりとして
前面にパテを塗ります。パテを塗る量がとても多いので、パテ練りの機会を使用します。
パテを全面に塗るときに、キレイに仕上げる ポイントは!
全面にパテを塗ることを、総パテと言いますが、当店インテリア佐野の施工としては、
最低2回塗りが基本としています。まず下塗りをしますがこれは、じゅらく壁のザラツキを
とめて、キズへこみ部分の補修として塗り込みます。この時パテを厚く盛るようにするのは
NGです。厚く盛るように塗るとその部分が、そのままクロス仕上げの表面に出てしまいます。
またパテべらで塗るときに生じる、パテ耳と呼ばれる筋状の線も、NGです。これも表面に
出てしまいます。ペーパーで削れば、と思いがちですが、これもNGです。なぜならば、
薄塗りをしているので、ペーパーをかけてしまうと、せっかく塗ったパテが取れてしまいます。
薄塗りで、平滑に仕上げることが重要なポイントとなります。そして下塗りのパテが
乾いたところで、仕上げのパテを塗りをします。ここでも下塗りのときと同じように、
薄塗りでパテ耳に注意しながら、平滑に仕上げます。
下塗りに使うパテは、粒子が粗めで、粘りけの少ないパテを使います。薄塗りとはいっても、
じゅらく壁の凹凸により、どうしても塗る量が多くなるため、粘りけの少ないパテが最適です
仕上に使うパテは、粒子が細かく、粘りけの強いパテを使います。粒子の細かいことで、
表面がつるつるに、また粘りけが強いことで、硬くて丈夫な仕上がりとなります。

スイカから始まったリフォームでしたが、、、
お客様の第一声は、ワー明るくキレイになってよかったです。との笑顔をいただきました。
施工後のいちばん嬉しいお言葉です。ありがとうございます。