黒色を基調とした壁紙と、深い色合いのアカシア系の床材で、内装工事完了しました。
黒色の壁紙を使うことはよくあります。
一般的には、黒を使用する場合には、アクセントとして一面使用が多いのですが、
室内の約70%が、黒基調という内装工事は初めてでした。
黒色でフラットな壁紙の施工は、とても難易度が高いです。
黒系の壁紙といっても、いろんな種類があります。
大きく分けて、木目調、石目調、織物調となりますが、
壁紙によっては、凹凸の度合いが違ってきます。
つなぎ目 (ジョイント) が、目立つ目立たないは、凹凸の大きさだけではないのですが、
フラットな壁紙については、下地の不陸などが表面に出やすく、
特に黒色は、ジョイント部分が白く見えることがあります。
気をつけて作業をしているのですが、
これは壁紙の制作工程により、若干の厚みの違いにより、裏打ちの紙が
見えてしまうことが原因として考えられます。
また、タオルなどでこすったりすると、白くなってしまうこともあります。
黒色の壁紙選びには、イメージだけではなく、
その後のメンテナンスについても、考慮した方が良いと思います。
黒系の壁紙選びにつきましては、いろいろとアドバイスいたします。
今回の内装工事につきましては、お客様からはご満足のお言葉をいただきました。
施工のご依頼、ありがとうございました。