床の間によく見られます、特殊な天袋と地袋の貼替えをしました。
和風の家では、人寄せのために続き間をつくり、上座となるところに
「床の間」と呼ばれます場所があります。床の間の横には
飾り棚が設けられ、上下には小さめな天袋と地袋があります。
特殊なところなので、白系の襖紙はつかわれません。
床の間にあった、専用の柄物の襖紙もありますし、
色付きの織物や、色付き和紙を使う場合もあります。
今回の貼替えでは、染め和紙調の鳥の子紙をつかって仕上げました。
これまでの紙は、黄色系が使われていましたが、同じ様な雰囲気になるように、との
ご依頼がありましたので、鳥の子紙本来の風合いがある、丁子色の和紙を使いました。
鳥の子紙とは、色合いが卵の殻に似ていることから、
その呼び名が付けられたと考えられます。
なぜ、白系の襖紙は使わないのですか?
というご質問がありましたが、
趣のある作りの中で、白系にしてしまうと、全体的に不釣り合いになってしまいます。
色付きの襖紙をつかうのは、このような理由からです。
特殊な専用柄もありますが、とても高価となりますので、
織物クロスを使用することもありますが、雰囲気からして、やはり
染め和紙をつかうことを、おすすめいたします。
このような特殊な襖にも、対応しています。
これまでの経験から、よりベストなプランをご提案しています。
ふすまの貼替えは、信頼と実績多数のインテリア佐野まで、
些細なことでも、お気軽にお問い合わせくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。