障子の張替え、幅の広い建具 施工完了しました。
障子の張替え、巾120㎝ある障子でした。
幅の広い障子、ふすまなどは一般的な建具と比べまして、数の多い建具ではありませんが、
珍しいものとも言えず、20軒に1軒ほどの割り合いであります。
さすがに、このサイズになりますとお客様が張り替えしようとは考えないようで、
ご依頼のご連絡をいただきます。幅の広い障子紙も在庫していますので、一枚紙で、
張り上げています。普通判サイズの紙と同質のばいあつ紙なので、耐久性もあります。
大きな紙で、よくきれいに張れますねと聞かれますが、そのためのコツとは、
・いちばん大事なのは、糊の品質と糊の濃さがキレイに仕上げる決め手となります。
・普通判の障子を貼る場合とくらべて、少し濃い目にします。なぜならば、
張り付けする時間が多少かかるため、糊の乾きを遅らせるためなのです。
・障子の建具がゆがみ、たわむことのないように、平らに設置すること。
・障子紙をひろげたあと、紙の巾が広いため、たるみがおおくなるので、
障子紙の端を持ち、引っ張りながら貼りつけていきます。
・障子紙をカットするときは、貼り付け面を均一に、手早く切りつけます。
・障子紙を切りつけたら、ただちに余分な紙をはがすこと。
・すぐには動かさずに、少し余裕をもって建具を移動します。
・張り上げたときには、しわ、たるみがありますが、霧を吹いて無理に障子紙を
張らせることは、いたしません。自然にパシッと張りますので、そのままでよいです。
このような手順をふみまして、キレイな仕上がりをご提供しています。
障子の張替えのご依頼は、信頼と実績多数の、インテリア佐野まで、
よろしくお願いいたします。
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