騒音問題解決の対策としてのご相談を受けまして、じゅうたん工事のご依頼を受けました。
二階の床から響く音に問題があり、遮音工事をしました。
ご相談を受けまして、下見をしたところ、現状はフローリングの床でして、
出入り口のドアは、部屋側に開くタイプで、床面とのすき間は8ミリほど、
また物入れの建具は折れ戸タイプで、これもまた床面とのすき間は7ミリ程度でした。
当初の対策案としては、フエルトグリッパー工法によるじゅうたんの敷き込みを
考えていましたが、厚みが1.5センチほどになりますので、これは施工不可となります。
第二案として、フエルトなしでのじゅうたん施工は、とご提案をいただきましたが、
カーペットタイルでの施工をおすすめしました。
どちらも厚みは7ミリ程度ですが、じうたんの裏側はジュートと呼ばれる麻の繊維質、
一方カーペットタイルの裏側は、ゴム状のバッキングになっていますので、
音の伝わり方、遮音性は、カーペットタイルの方が効果があると思われます。
二階の床リフォームについて、よくある事例の内容としては、
・じゅうたん敷き込みの場合は、
フエルトを交換して、同じ様にじゅうたんでの張替え
じゅうたん以外をご希望の場合は、遮音性能を重要視しまして、候補としては、
クッションフロアの中にあります遮音フロア、フローリングでの遮音フロア、
遮音性のあるアンダーレイを下地につかって、カーペットタイルを施工
・遮音性を必要としない場合は、
いちばん低予算で施工できるのが、クッションフロアとなります。
高齢者向けとして、転倒時の衝撃を吸収するクッションフロアもあります。
トイレなどには、消臭機能があるクッションフロアも人気です。
フローリングの場合は、リフォームタイルがあります。塩ビタイルと同様な床材でして、
貼替も簡単にすることが可能です。
下地の床材の状況に影響を受けず、施工することができるのがカーペットタイルです。
低予算で施工できる商品もあります。完全に接着しないので、部分的な貼替えも簡単です。
・ベランダには、
滑って転倒するのを防ぐ、防滑性のシートがあります。
掃除もラクラクな床材もそろっています。
遮音性を高めるための、床のリフォームに関しまして、
床材の性能により、どうしても厚みが10ミリ~15ミリありますので、
出入り口の高さなど、床面が高くなっても支障がないことが条件となります。
お客様のご要望にお応えするために、建具の切り詰め調整などをして、対応しています。
みなさまの笑顔のために、日々奮闘しています。
お住まいに関するお困り事、ご相談事は無料にて対応していますので、
お気軽にお問い合わせくださいませ。
よろしくお願いいたします。