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破けたふすま、日焼けして変色した障子貼替えですっきりとキレイになりました

破けたふすま 経年により、破けてしまった襖紙

 

 

なぜ、このように大きく裂けてしまうのか?と、よくご質問を受けます

わかりやすく、簡単にご説明しますと、

ふすまの場合は、四方の端部⒉㎝ほどで糊付けをして、貼り付けていますので

ほぼ全面、下地のべニアとは全面接着していないので、経年劣化により

このように、大きく裂けて、めくれてしまうことがあります。

例えば、障子は桟に糊をつけて貼り付けますが、中は付いていませんよね

障子と同じ様に、雨の日は湿気により紙がたるみ、晴天続きで乾燥しているときは

紙はパンパンに張ります。長年このような状況を繰り返しているので

襖紙、障子紙の強度が限界に達しますと、紙が裂けてしまうのです。

 

なぜ、ふすま紙を貼る場合には、全面に糊を付けて施工しないのか?

と疑問に思うとおもわれますが、これについてのご説明をしますと

ふすま紙は、壁紙と違いまして、全面接着をする商品ではありませんので

茶チリとよばれます下紙を裏打ちしまして、施工します。

下地の状態にかかわらずに、きれいに仕上げることが目的となります

現在のふすまは、戸襖とよばれるべニア下地の建具がほとんどですが

建具の構造上、厚手のべニアではなく、一分べニア材(3ミリ)ということもあり

べニア材の状態に影響を受けないためにも、下紙を裏打ちしての施工となります

 

ホームセンターなどにあります、シール状のふすま紙はキレイに仕上げることは難しく

次に貼替えをする時には、このシール状のふすま紙をきれいに剥がすのは、とても困難

貼替えのことを考え、ふすまの建具自体を長く使っていくことを考慮しますと

DIYで、お客様が貼替えをすることもよいですが

結果的には、材料代、仕上がりの状態などで、高い買い物となってしまうことにも、

ふすま障子の貼替えは、プロにお任せいただくことを、おすすめいたします。

 

 

貼替えをする時期の、目安としては

日当たりの状況もありますが、一般的な障子紙では、2年から3年ほど

ふすま紙の場合は、15年から18年ほどが目安として考えたほうが良いかと思います。

おすすめしています紙の種類としては、

障子紙は、レーヨン紙で倍厚の伝統的な、障子紙

ふすま紙は、糸入りの製品をおすすめしています。

それぞれに、いろんな製品がありますので、

お問い合わせいただければ、ご紹介ご説明をいたします。

 

ご相談、お問い合わせは、インテリア佐野まで

上質な仕上がりを、お約束いたします

よろしくお願いいたします

 

 

 

 

 

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