洋室のクロス、リフォームしています。
壁の穴、クラックの補修をします。
まずは、家具の転倒による大きめの壁の穴と、出入り口近くの小さめの壁の穴を補修します。
小さめの穴は、薄いアルミ板をつかった補修用のパッチを使います。このパッチはなかなかの
優れもので、サイズは、大・中・小とあり、大で20cm×20cmで、ほとんどの壁の穴に対応
できます。手早く時間もかからないので、補修費用のコストカットができます。大きめの穴は
パッチではサイズがないため、石こうボードで壁の穴埋めをしました。
続いて、壁のクラックと地震の影響と思われる、石こうボードのパンク部分を補修処理します。
クラック、石こうボードのジョイント部分のひび割れと、パンクしている箇所をカッターで、
大きめにそぎ落とします。この時に、パンクしている範囲をヘラなどで軽くたたきながら、
確認することが大切です。パテを用いてうめていくのですが、パンクしている部分にかかると
浮いまま固まってしまうので、また最初からやり直しとなってしまうことになります。
石こうボードのジョイント部分のひび割れのところは、石こうボードが浮いている場合があり、
ボード用のビスでしっかりと打ち付け直します。下塗りのパテを施し、乾いたところで、
浮いているところがないか、しっかりと確認したところで、仕上げのパテを塗りあげます。
クロスの張替えで、とても大切なポイントは。
クラック、ひび割れなどは一目でわかりますが、クロスをはがした状態は裏紙が壁に残るため
細かい下地の状況が分かりにくくなるので、地ベラなどではがした面をこすりながら確認する
ことが、キレイに仕上げる大切なポイントとなります。よくあることは、釘が出ていることです。
この時は、ポンチをつかって押し込みます。窓枠などに付いているコーキング材を取ります。
太めに付いている場合は、キレイに取り除こうとすると、逆に枠などを傷付けてしまうことも
ありますので、無理やりに取らないこともあります。その時の状況判断は、これまでの経験値
によります。こうした細かな作業が、クロス張替えのキレイな仕上がりとつながります。
インテリア佐野では、長年の経験を活かして、手間ひまを惜しまず、お客様が納得して、
笑顔になって頂ける仕上りを求めて、日々、誠心誠意、努力しています。
ご用命、お待ちしております。よろしくお願いいたします。
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