障子の張り替えのご依頼を受けまして、打ち合わせにお伺いしましたところ、

ふすまも、だいぶ黄ばんできて、本襖ということもあり、穴も数か所あるので、

ふすまの貼替えのご用命も、受けました。

気持ちが和むほどに、とても素晴らしい逸品です。

ふすまの見本帳を、何冊かお持ちしたのですが、その中でとてもお気に入りでしたのが、

シルクスクリーンによる、多色手擦り版画襖絵と、

手撒きの砂子の加飾技法を用いた、ふすま紙でした。

砂子の材質は、親和金箔の砂子を用います。

親和金箔の砂子は、本銀白を純金色に着色加工したものです。

この金箔を粒子状(砂子)に細かくしたものを、竹の筒に入れて、

金銀箔砂子師が、ふすま紙に手撒きして制作されています。

お気に入りの絵柄は、4枚組のものです。

富士山の絵柄もありましたが、草花がお好きなようでしたので、

色使いがとても穏やかな絵柄を、選んでいただきました。

納品後には、たいへん感動、お喜びいただけまして、

ゆっくりと眺めていたいですね、とお話しをされていました。

この製品は、「江戸からかみ」を扱っている、東京松屋さんです。

当店としましては、東京松屋のふすま紙を、イチオシしています。

一般的なふすま紙をはじめ、ワンランク上のふすま紙のご紹介もしています。

ふすまの貼替えについては、インテリア佐野まで、

ご相談、お見積りは無料です。

ふすまの貼替えで、雰囲気が一変いたします。

どうぞよろしくお願い致します。