賃貸マンションの床、ピールアップ工法で施工しました。
ペットちゃんOKのマンション、床の保護のために、クッションフロアをピールアップ工法で施工しました。
お問い合わせいただいた内容としては、
賃貸マンションの床に、原状回復できるように、クッションフロアを貼ることはできますか?
とのことで、おおよその見積り金額をお伝えしましてから、下見にお伺いしました。
まだ新しいマンションでして、部屋廻りの床はフローリングでした。
ピールアップ工法とは、簡単にはがすことができるように、施工することです。
カーペットタイル、リフォームタイルなども、ピールアップ工法で施工するのですが、
接着力の弱い糊を、全面に塗布するので、原状回復は出来なくなります。
賃貸物件についての施工方法としては、再剥離性の両面テープを使用して施工します。
通常の両面テープとは違って、はがしやすく、糊残りが少ないテープとなっています。
クッションフロアを両面テープで貼るのは、難易度が高いです。
一般的にクッションフロアの施工方法は、床糊を全面に塗って、施工をしますが、
LDKと洋室の床、約20帖ほどありまして、かなりの精度と技術力が求められます。
両面テープで施工する場合の、難易度ポイントとしては、
・一度テープに着いてしまうと、やり直しができないこと、
・原状回復という点からも、テープをなるべく使わないようにするため、
貼り付けるときに、シワ・たるみのないようにするのは、とても高難度です。
・シーリング処理ができないので、スキマが目立たないように切りつけること。
・ジョイントは、あらかじめ化粧裁ちしておいて、合わせるので、
大きくスキマができないようにすることも、技術を要します。
以上のポイントを踏まえて、慎重に作業しまして、キレイに仕上がりました。
お客様がDIYで、両面テープを使って貼っている場合が多く見かけますが、
原状回復を求めない場合でしたら、床糊を使うことを、おすすめいたします。
床糊を使った方が、簡単でキレイに仕上がります。
参考にしてみてください。
賃貸のマンション、アパートの内装リフォームのご相談は、お任せください。
プロの視点から、アドバイスいたします。
プロの技術で、キレイに仕上げます。
些細なことでも、お気軽にお問い合わせくださいませ。
よろしくお願いいたします。