このような状態でしたが、見違えるようにキレイにすることが出来ました。
和室のふすまなのですが、とてもスゴイ状況になっているのですが、
なんとかなるでしょうか?
とお問い合わせいただきました。
キレイが長持ちするように、タフクリーンの壁紙で仕上げました。
ふすま、といってもべニア下地の建具でしたので、襖紙よりも機能性クロスをおすすめ
しまして、施工することになりましたが
襖紙を剥がしてみると、なんと!下地材は一分べニアと呼ばれるものでした。
建具の下地に使用するべニアについて、簡単にご説明しますと
一般的な戸襖は、3ミリべニアを使用しています。
3ミリべニアは、全面に糊付けをして貼ることには適していません。
襖紙の施工は、廻りの糊付けで仕上げているので、べニアの質が悪くても
仕上がりには影響がないのですが、クロスを施工するには少々難題があります。
襖紙の場合は、乾きが早いため、1日程でピンと張ってくれるのですが、
クロスの場合は、完全に乾いて張るまでには、一週間程かかることもあります。
部屋の使用状況にもよりますが、しわが寄ったままの建具を、
一週間もお預かりのは、難しいかなと思います。
袋張りの作業
基本的には、ふすまの貼替えは、襖紙を使って貼り替えることをおすすめしています。
どうしても、クロスを使いたい場合には、かなりの日数、お預かりするので、
ご理解が必要となります。
補足として、一分べニアに袋張りをしないで、クロスを直接貼ったとしたら
どうなるのか? 結果としては、
べニアのメに沿って、ミミズがはったように、膨れてしまうことが多いです。
こうなってしまうと、手直しは出来ないので、貼替えのやり直しとなります。
ふすま・建具の貼替えは、実績多数のインテリア佐野まで、
ご相談、お見積りは無料です。
よろしくお願いいたします。