パテ ?ってなに、クロス施工に使うパテについて、わかりやすく専門的に、、、
パテ、と言ってもいろんな分野で使われています。
料理に使われるパテ、板金に使われるパテ、塗装に使われるパテ、など
パテと言っても、使われる分野によっては、まったく違うものになります
内装工事で使用する、パテとは、、、
内装工事で使われるパテは、クロス施工のために、使うものとなります。
おもに、下地の不陸調整、石膏ボードの継ぎ手の目地、段差を平滑にするために、
使用する下地調整材です。パテ処理をしないと、下地があらわになってしまいます。
各メーカーにより、いろんな商品があります。
製造メーカーとしては、ヤヨイ化学・矢沢工業・日東 ・極東 があります。
パテの種類、性能については、
石膏系の粉末パテが主流です。その他としては、樹脂系のパテもあります。
基本的には、下塗り用と、仕上げ用とに、種類が分かれています。
下塗り用のパテは、粒子が粗く、凹みの部分のヤセ方が少なくなります。
仕上げ用のパテは、粒子が細かく、クロスとの接着も良好ですが、
下塗り用と比べると、凹み部分の部分のヤセがあります。
「ヤセ」とは、凹んでいる目地などに塗った時に、平らに塗っても、
パテが乾燥するにつれて、凹みが生じることを、意味します。
パテのタイプ特徴としては、
下塗り用 ① 粒子が粗く、敦盛りができるパテ。
② 粒子の粗さが中程度で、ミミ切れの良いパテ。
③ 粒子が細かく、スジ引きのないパテ。
仕上げ用 ① ヤセ方が少ないパテ。
② 肉付けがしやすいパテ。
③ 塗布性が軽くて、伸びのよいパテ。
となっていますが、具体的には、わからないですよね。
当店で、使用しているパテは、
下塗り用は、②のパテで、パテがやせるのは当然なので、
なるべく、厚く塗ることはしないように、塗っていきます。
厚く塗ることによって、凹み部分が逆に、凸に、膨らんでしまうことがあります。
仕上げ用は、③のパテ、きめの細かくクロスとの接着が良いパテを、使っています。
当然、ヤセはありますので、仕上げのパテは2回塗ります。
パテのヤセを考慮して、計3回塗ることで、パテが山になってしまうことを防ぎます。
パテ処理は、とても大切な作業となります。
いい加減な塗り方をすると、クロスを貼り上げた後、下地のアラが出てしまいます。
ワンランク上の、上質な仕上がりを目指していますので、
手間ひまかけて、作業しています。
クロス施工は、信頼と実績のあります、インテリア佐野まで
些細なことでも、お気軽にお問い合わせくださいませ。
よろしくお願いいたします。
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